【多子世帯授業料無償化】2年目の手続きは?成績判定とスカラネット在籍報告忘れで70万円支給されるかヒヤヒヤ
2025年から、扶養する子どもが3人以上いる世帯は、所得制限のない「大学等の授業料無償化」の給付対象になる制度が始まりました。
色々と分からず戸惑った経験と、我が家、2年目にして継続できるかヒヤヒヤした出来事がありましたのでシェアしたいと思います。
「多子世帯」「私立大学」のわが家の場合
私立大学の場合、最大で、「入学金26万円」「授業料70万円」が支援されます。
授業料は、1年あたり70万円なので、4年間だと280万円の支援額。
詳しくは、文部科学省のPDFをご覧ください。
1年前期授業料:まず全額支払い、5ヶ月後に返金
大学合格の通知がきて、一定期間の間に、入学金と前期授業料全額を振り込む必要がありました。
そして、入学して3ヶ月が経った7月に、入学金+35万円の返金がありました。
| 入学前 2月 | 支払い | 入学金全額+前期授業料全額 |
| 大学1年生 7月 | 返金 | 入学金全額+35万円 |
この時、返金される口座は、日本学生支援機構(スカラネット)での登録口座=学生の本人口座です。

61万円が振り込まれた!と、ビックリした長女から連絡あり
1年後期授業料:35万円引いた金額を支払い
後期の授業料は、10月〜11月に支払いをする大学が多いようです。
また、全額支払い→返金なのかな?と思ったら、今度は、最初から35万円を引かれた金額を払いました。
| 大学1年生 11月 | 支払い | 後期授業料ー35万円 |
2年前期授業料:35万円引いた金額を支払い(予定)
1年後期と同じ要領で、35万円を引いた額を支払う予定です。
| 大学2年生 6月 | 支払い | 前期授業料ー35万円 |
ただ、長女の大学は保護者がオンラインで授業料の確認をするサイトがあるのですが、5月半ばの現時点でまだ35万円マイナスが反映されていません。
「授業料全額」を6月X日に引き落とします、という表示になっているので、減額の反映を待っている状態。
【追記】5月の最終週に大学から連絡があり、無事に35万円マイナスが反映した内容が確認できました。
情報がわかりづらく手続きが複雑
多子世帯の無料化は、普段、情報検索が得意な私ですら、分かりづらいな〜。。と思う。
その理由を私なりに分析すると
理由①関連組織が3つある
組織①文部科学省:国としての方針や制度を決めてアナウンスする
組織②日本学生支援機構(JASSO):窓口・審査・スカラネット運用
組織③大学:実際に学費減免の適用・差額の徴収・返金
つまり、多子世帯大学無償化は、文部科学省の資料で大枠を確認して、実際は日本学生支援機構で手続きをし、具体的な支払い・返金は、大学との間で発生します。
理由②元々存在する奨学金の情報と混在
文部科学省のPDF には、ありとあらゆるパターンが書いてあるため、膨大な情報量。
「多子世帯無償化」が「既存の給付型奨学金のシステム」を拡張した形になっていて、区分による所得制限の話なども出てきて混乱してしまう。
私自身が、年度末あたりに知りたかったのは
「2年生に進級するときは、何か手続きいるの?また一旦払うの?引かれて払うの?そもそも、継続して給付されるかどうか、わかるのいつ?」
ということだったけど、PDFを読んでも、明確には分からずじまい。
Geminiに資料読んでもらって、とりあえず保護者は大学からの連絡を待つしかないと分かりました。
理由③手続きと支給先は「学生本人」・学費支払いは「保護者」
話が前後しますが、最初の手続きは、一般的には高校3年生時、書類の提出に加えて、スカラネットという専用サイトでの入力が必要です。
保護者に情報を確認しながら、本人が手続きを行います。
- 手続きを行い、スカラネットにログインして、実際に奨学金を受給するのは「本人」
- いつ・いくらを一番知りたいのは、多くの場合学費の支払いをしている「保護者」
一度、構造を理解すればOKなんだけど、手続きが必要な場面では、親子でのコミュニケーションが必須です。
成績がクリアしているかどうかでヒヤヒヤ
多子世帯の授業料無償化が2年目も継続するかどうかは、大学からの連絡を待っているしかない、と思って待っていたところ、4月の中旬を過ぎた頃に、大学からお知らせが届きました。
大学等における修学の支援に関する法律による授業料等減免の適格認定における学業成績の判定結果通知
令和8年度の適格認定における学業成績の判定を行った結果、廃止・停止・警告の区分のいずれにも該当しないことを確認し、授業料等減免を継続することとします。
お〜よかった〜
成績の要件は、文部科学省のPDFの12ページあたりに載っています。
単位数や出席率に関する基準はクリアするとしても、GPA(平均成績)が下位25%に入ると警告や支援停止の可能性があるのは、人によっては厳しいかもしれないですね。

長女の成績はわかっていたけど、学内でどの位置にいるのかは不明だったので、正直ヒヤヒヤしてた
発覚!本人によるスカラネット在籍報告忘れ
大学2年生の5月になって、長女から電話がありました。
「授業料の補助のこと、私が手続きしないといけなかったらしい」
大学からオンラインでお知らせが来ていたのを、見落としてたとのこと、、、、
締め切りはとっくに過ぎてたけど、大学の窓口で聞いたら、これからやれば大丈夫とのことで、その言葉を信じるしかないという現状ですね。。。
【追記】在籍報告は有効になり、無事継続できました。
スカラネットでの在籍報告については、在籍報告 に詳しく説明があります。
もし報告漏れ・期限に間に合わないなどの事態になっても、まずは大学に相談に行きましょう!
まとめ
私が知りたかった、大学2年生に進級するときの多子世帯無償化に関する情報をまとめます。
①成績の要件をクリアしていること
②4月頃に本人がスカラネットで在籍報告をすること
③(一般的には5月以降)大学から通知がある支援金額を引いた授業料を支払う
状況によっては、上記の流れではないパターンもありますので、しっかり確認してくださいね。
成績の要件は、年度末に慌てても間に合わないので、大学に入学した時から、出席・単位・成績をしっかりそろえるように本人が頑張りましょう!
以上、我が家のリアルすぎる体験談をお届けしました。
多子世帯無償化、奨学金にまつわるあれこれ、これ聞いてー!という情報、いつでもお便りお待ちしています。
